留萌市内の地価公示 2024年(令和6年)| 留萌地域の不動産情報 |
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国土交通省は、2024年1月1日時点の公示価格を発表しました。新聞紙上では全道の継続標準地の用途別平均変動率は、住宅地で4.4%、商業地は5.1%で全用途の平均では4.6%、9年連続でアップしているそうです。最近、札幌市内の土地の媒介(仲介)を承りましたが、土地の評価額の上昇率に驚きを感じました。60坪未満の土地ですが、平成30年の土地の評価額と5年後の土地の評価額を比較して見ると、何と約103万円も上昇しているのです。札幌市内でも住宅地、商業地、工業地など、この宅地に限らず大きく上昇していると思うと流石に大都市の土地は、留萌地域の土地とは違うと実感致します。令和6年度の地価の上昇については、令和5年度と同程度の地価上昇が見られるのではないかと予想されており、やはり予想通り令和6年は土地の上昇などで全体的に明るい記事が目立ちます。同じ北海道でも半導体関連で千歳市の住宅地、商業地の変動率が北海道の中でもトップとなりました。その反面、留萌管内では、地域経済の衰退、地域の少子高齢化、人口の減少などにより不動産取引の減少、伸び率鈍化は避けられない状況で、地域間格差が浮き彫りとなっております。留萌管内の標準地は前年と同じ留萌市4地点、増毛町3地点、羽幌町3地点の合計10地点の調査となりました。(住宅地
7地点、商業地 3地点)留萌管内の 10調査地点の結果から申しますと、留萌市内の住宅地 留萌市花園町4丁目11番6の標準地が5年連続横ばいだった以外は、残る
9地点の標準地が下落となりました。留萌管内の住宅地で最も変動率が落ち込んだのは、昨年と同じく増毛町暑寒町3丁目112番の標準地が変動率 △4.9%(留萌管内1位の下落率)、商業地では羽幌町南3条3丁目1番4外の下落率
△2.7%の変動率が目立っております。変動率のマイナス部分が昨年より増えているのが気になります。
留萌市内の住宅地、商業地の下落率を見ると若干下げ止まり傾向が感じられます。最近、空家になった住宅などの解体撤去が、多く見受けられます。建物を壊して土地を売却出来れば良いのですが、バブル期に購入した土地の値段が高価だったため、土地の購入費用を押さえるために小さな面積の土地を購入して住宅を建てたケースが多く、その土地と建物を相続された方々が、利便性の良い地域の中古住宅又は更地として売買を行なうにも、土地の相場が下がり土地面積が小さいため、売却するために費用を掛けて売却を望んでも苦戦されているのが見受けられます。(利益が無くマイナスになってしまう。)また、留萌市内の道路に水道本管が無い箇所が目立ちます。昔は道路に水道本管が無くても第三者の土地を借りて水道管を引き込んだ例が多く問題はなかったので、そんなに水道管を整備しなくても何とかなりました。現在の土地取引では、建物を建てるのに新しく水道管の引込を行ないます。よって土地の前に水道本管が無いと水道管を引き込むのに、可成りの費用が掛かります。このような状況は、昔の物件を相続されて売却しようとする不動産に多く見受けられます。第3者の土地を借りて水道管を引き込むことは、その後の水道管の修繕と将来の不動産の取引を考えると難しく、このような不動産は売却価格にもよりますが、なかなか売れないのが現状です。留萌市内には上記で述べた理由の他に相続された不動産が動かない理由があり、毎年、土地売却価格の下落や不動産の動きが鈍くなることも、若干、土地の下落に繋がっているような気がします。留萌市内の土地の動きを見ても、需要がある人気地域と需要が少ない地域に分かれており、地価公示の下落率を見ると、土地の動き(売買)がある地域とない地域が分かります。下落率が大きい地域の土地の動きが鈍いことが分かります。
しかし、ここ最近の土地取引を見ると土地の下落に反して、利便性の良い地域の土地が少ないせいか、利便性の良い地域の土地の売却価格(土地相場)が上昇しています。これは土地が少ない留萌の特長かもしれません。
※△はマイナスを表します。
( 地価公示価格は実勢価格とかけ離れているが、土地の価格などを調べるときに地域の相対的な比較ができます。) |
用 途 |
商業地 |
地 積 (㎡) |
232㎡(70.18坪) |
利用現況 |
店舗兼住宅 |
施 設 |
上水道/下水道 |
最寄り駅 |
JR 留萌駅 |
駅距離 (m) |
900m |
徒歩時間 |
12分 |
用途地域 |
商業地域 準防火地域 |
建ぺい率 |
80% |
容積率 |
400% |
前面道路 |
南西 18m 国道 |
側 面 |
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周辺利用現況 |
低層の小売店舗、金融機関等が立ち並ぶ商業地域 |
R04 地価公示価格 |
16,900円/㎡ |
約55,867円/坪 |
R05 地価公示価格 |
16,800円/㎡ |
約55,537円/坪 |
R06 地価公示価格 |
16,700円/㎡ |
約55,206円/坪 |
比 較 |
・令和 6年の地価公示の下落率は、令和5年と比較すると-0.6%の下落 |
用 途 |
住宅地 |
地 積 (㎡) |
274㎡(82.88坪) |
利用現況 |
住 宅 |
施 設 |
上水道/下水道 |
最寄り駅 |
JR 留萌駅 |
駅距離 (m) |
850m |
徒歩時間 |
11分 |
用途地域 |
第2種住居地域 準防火地域 |
建ぺい率 |
60% |
容積率 |
200% |
前面道路 |
東 8m 市道 |
側 面 |
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周辺利用現況 |
一般住宅・アパート等が建ち並ぶ住宅地域 |
R04 地価公示価格 |
14,600円/㎡ |
約48,264円/坪 |
R05 地価公示価格 |
14,600円/㎡ |
約48,264円/坪 |
R06 地価公示価格 |
14,600円/㎡ |
約48,264円/坪 |
比 較 |
・令和 6年の地価公示の下落率は、令和 5年と比較すると下落なし。 |
用 途 |
住宅地 |
地 積 (㎡) |
172㎡(52.03坪) |
利用現況 |
住 宅 |
施 設 |
上水道/下水道 |
最寄り駅 |
JR 留萌駅 |
駅距離 (m) |
1,100m |
徒歩時間 |
14分 |
用途地域 |
第2種中高層住居専用地域 準防火地域 |
建ぺい率 |
60% |
容積率 |
200% |
前面道路 |
南東 11m 市道 |
側 面 |
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周辺利用現況 |
一般住宅・アパート等が混在する住宅地域 |
R04 地価公示価格 |
10,000円/㎡ |
約33,057円/坪 |
R05 地価公示価格 |
9,900円/㎡ |
約32,727円/坪 |
R06 地価公示価格 |
9,800円/㎡ |
約32,396円/坪 |
比 較 |
・令和 6年の地価公示の下落率は、令和5年と比較すると-1.00%の下落 |
用 途 |
住宅地 |
地 積 (㎡) |
330㎡(99.82坪) |
利用現況 |
住 宅 |
施 設 |
上水道/下水道無し |
最寄り駅 |
JR 留萌駅 |
駅距離 (m) |
3,600m |
徒歩時間 |
45分 |
用途地域 |
第2種中高層住居専用地域 |
建ぺい率 |
60% |
容積率 |
200% |
前面道路 |
南西 8m 市道 |
側 面 |
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周辺利用現況 |
一般住宅が建ち並ぶ区画整理済の住宅地域 |
R04 地価公示価格 |
10,600円/㎡ |
約35,041円/坪 |
R05 地価公示価格 |
10,500円/㎡ |
約34,710円/坪 |
R06 地価公示価格 |
10,300円/㎡ |
約34,049円/坪 |
比 較 |
・令和 6年の地価公示の下落率は、令和 5年と比較すると -1.9%の下落 |
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