冬になると雪の降る地域は白一色。降雪により道路が狭くなり、玄関先の除雪が日課となります。昔は、わりと隣接地に空地が多かったせいか、雪の堆積スペースで苦労することがない地域も、空地に住宅が建つと雪の堆積スペースの確保が難しくなります。毎年、雪の問題で苦労されている方をよく見かけます。雪で苦労されている方の住宅の周りを拝見すると、敷地に雪の堆積する場所が確保されていません。マイホームの設計や土地探しの際に、雪の堆積スペースを考えなかった方と最初から雪の堆積スペースを確保しないで、ロードヒーティングを設置したにもかかわらずランニングコスト
( 運用するための維持費 ) を考えてか、ロードヒーティングを使用しなくなった方のほとんどが雪で苦労されているのではないでしょうか。雪の降る地域で土地を探す場合、雪の堆積スペースを考えて、マイホームの設計とそれに見合った土地を探さないと後で除雪のときに苦労します。広い土地を購入するとあまり雪のことを考えなくてもよいのですが、土地の購入予算を考えると希望する地域によっては、予算をオーバーしてしまいます。しかし、ロードヒーティングを設置する費用やランニングコスト又は、排雪費用やお隣との雪トラブルなど長い目で考えて見ると雪の降る地域で土地を探す場合、広い土地を購入することも選択範囲に入れて見る価値はあると思います。
|