競売物件 | 不動産の豆知識
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競売物件



競売物件
不動産の競売は、入札保証金を払えば誰でも参加できる制度です。競売物件は通常の市場よりも安く、なかなか手に入らない地域の土地や建物を手に入れることが可能です。入札に参加し競売物件を落札すれば間違いなく裁判所が所有権を移し、落札者にとって障害となり得る複雑な権利関係もきれいに抹消されます。ここまで読んでいただくと競売物件の入札に安心して参加できると思います。競売物件は差し押さえられている不動産ですが、現所有者や占有者の使用については制限されていません。要するに競売物件の中には、入札期間から売却決定日を経て落札者に所有権移転登記が完了するまで、現所有者や占有者が使用している場合があります。このようなケースでは、不動産の明け渡しに関する調整又は交渉は、裁判所がするのではなく落札者が行います。これが競売物件で落札者が一番苦労する点です。全ての競売物件が該当するわけではありませんが、このような競売物件があることを知っておくことも必要です。また、競売物件はあくまでも現況有姿の明け渡しです。隣接地との境界が不明慮な土地や建物の内部の細かい傷み具合を見ることができません。このように不動産についての詳細は、管轄裁判所に行って物件情報を閲覧するか、管轄裁判所のホームページの物件情報を見て入札に参加するか否か判断します。よくわかっている不動産ならよいのですが、競売物件によっては物件明け渡し後、金銭的な負担 ( 建物の修繕費、土地の測量費、境界石の設置費、水道管や下水道管の敷設など ) も、考慮して入札に参加しなければなりません。全ての競売物件が[良くない]とは言えませんが、お得な物件があるのも事実です。競売物件の入札に参加する場合は、事前に不動産に関する情報収集と調査 ( 上下水道管の埋設状況、周辺環境や隣接地の状況など ) が必要です。必ず競売物件の現地に行って目視することをおすすめ致します。