土地を探している方は、それぞれ土地について理想があると思います。「自然にあふれ眺望の良い土地」、「広い土地でガーデニングができる土地」、「街の中心部に近く買物や通勤・通学に便利な土地」、「実家に近く日当たりの良い土地で面積が70坪くらい、価格が600万円以下」。理想の土地を語れば、たくさんの希望・要望・ こだわりがでてきます。自分たちの意向を叶えられる理想の土地があればよいのですが、なかなか見つからないという現実をしっかり受け止めることも必要だと思います。実際、土地のことでお問い合わせを戴いたお客様に希望条件以外に色々と伺ってみると「土地を探して見ると自分たちの理想の土地と現実にはかなり差がある」と言うお話をよく聞きます。理想と現実の違いには、自分たちの探している土地に対する希望・要望・こだわりにもよります。自分たちの希望する地域に理想とする土地がなかなか見つからないので、ほかの地域で土地を探して見ることはよくあることですが、土地が無いからと言ってマイホームを直ぐあきらめてしまうのもどうかと思います。希望条件に少しでも近づくためにも「もう一度」、希望点を整理して土地に対する優先順位 ( 価格、広さ、交通の便、買物エリア、医療施設、通勤、通学、地域性、環境、将来性など ) の確認を行い、「どうしてもはずせない条件」と「どちらでも良い条件」に分けて整理しておくと、土地の選択枠が増え土地の情報も増えてきます。また、新聞やチラシなどに掲載されている売地の広告は、まだまだ土地のイメージをつかみ取ることができませんが、案外、不動産会社の広告に掲載されている売地物件を見に行くと、希望の土地にめぐり合う可能性があるかもしれません。希望する地域や土地の条件にもよりますが、土地に対する意向が強すぎると土地探しで行き詰まり疲れてしまいます。自分たちの意向をほんの少し緩めてみることも土地探しには必要なときがあります。
●土地の購入予算は現実ばなれ ●土地探しに悩んだら |
