土地を探していると不動産会社が取扱っている土地、知り合いから知り得た個人の土地など土地の情報が入ってきます。人伝えに知る土地の情報は、正確な情報なら良いのですが、色々と情報が変化していくのも事実です。やっと土地の売主までたどり着いたが、「売りません。価格が合わない」などはよくあることです。直接個人の売主から土地を購入する場合は、価格で判断せず入念に下調べをしましょう。個人の売主は、所有している土地について面積は把握していますが、境界標(境界石)がきちんと有るのかどうか分からない方もいます。不動産会社の営業マンから土地について知り得る情報(土地の現況、権利関係、都市計画法、建築基準法、その他制限、供給・排水施設など)は、個人の売主からは、ほとんど情報提供が少ないと思っていただいたほうがよいかもしれません。土地の価格についても相場より安価、高値、納得する価格など様々です。不動産会社が査定した根拠のある価格とは違い、個人の売主は適性な価格というよりも希望売却価額が強いので、直接個人から購入する場合は、土地の価格について適性な価格かどうか判断する必要があります。個人の売主から直接土地を購入することが悪いと言っているわけではありません。ただ、土地を購入する判断として「相場価格より安い!!」だけで、土地を購入することはなるべく避けるべきです。購入してから予想外のリスクを伴うことにならないように、事前に土地に関する正確な情報を知り得てから土地を購入するかどうか検討しても「オソクハナイ」と思うのです。
●土地の調査 ●土地の価格は適性か |
